ニームオイルの比較について

家庭で果樹や野菜を育てるようになってから、虫との戦いが続いています。

強い薬を使えば、虫はつかなくなるのでしょうけれども、家庭でつくるものに農薬は使いたくありませんよね。

それでいろいろと調べると、木酢液やニームオイルにたどり着くのではないでしょうか。

木酢液は本当か嘘かわかりませんけど、発がん性物質がどうのこうのという情報も見かけたので、私はより安全だと感じたニームオイルを選択しました。

実際にどれくらい効果を感じられるか・・・

また、においはどうなのか・・・

といった点について紹介させていただきます。

ニームオイルとは

インドセンダン(印度栴檀、学名:Azadirachta indica)とはセンダン科の植物。インド原産の常緑樹で、熱帯地方全域に広く植樹されている。英名の「ニーム」で知られる。

種子に含まれるアザジラクチンという成分が虫除けに効果があるとされ、「ニーム・オイル」として利用されている。

日本でもハーブの木として、苗木が市販されている。

以上wikipediaより引用

とのことで、苗木も日本で入手可能なようです。

ただ、寒さに弱いようですので、ご注意されたほうがよいと思います。

 

実際に私が使った商品は2つありますので、それぞれについて紹介いたします。

NewニームアクトLG (100ml)

ニームオイル製品といったら、これ!といえるくらい定番だと思います。

「NewニームアクトLG (100ml)」ですが、 井手商会というお店独自の商品なのか、ここでしか買えないみたいです。

商品の説明にあるとおり、さわやかなレモンの香りで使いやすいです。

1000倍希釈で良いので、100mlでも100ℓ分の溶液を作成できるためお買い得感がありますよね。

ちなみに実際に使うときは、目分量で適当に入れています。

 

ニームオイル原液

次にニームオイル原液【ニーム抽出液】250ccですが、こちらもお店独自の商品みたいでここでしか買えないみたいですね。

バラには詳しくないのでよく知りませんが、ザ・ローズショップさんというお店です。

こちらは、NewニームアクトLGよりも更に濃く、2000~3000倍に希釈して散布するとのことです。

もともと自分が最初に使っていたのはニームアクトのほうで、その使いやすさに満足していましたが、2000~3000倍という希釈濃度にすごく惹かれたんですよね。

なんだか濃厚そうで効果がありそうな気がしませんか?(笑)

スポイトがついてきていますが、目分量で適当に希釈して散布しています。

こちらはニームアクトとは異なり、原液だと結構においますね。希釈液のほうもソコソコにおいます。

なので、最近はニームアクトとニームオイル原液をミックスして散布するという技を生み出しました。

これを今年は週に2、3回撒いていますが、去年と比べてあきらかにアブラムシが減っています。

ほぼ見かけないですね。

 まとめと注意点

ニームは虫よけに間違いなく効果はあると思います。

ただ、虫よけといってしまうと、どんな虫にも効果がありそうな印象を与えてしまうと思いますが、残念ながら、その対象は非常に限定的です。

そこは予め承知の上で購入されたほうがよいですね。

要はアブラムシなど極々小さな虫にしか効果がないようです。

コガネムシには幼虫、成虫ともに効果ないように感じています。

また、芋虫系にも残念ながら効果はないようです。

アゲハ蝶の幼虫なども見つけ次第捕殺していますが、見逃した個体が個体が元気に大きく成長しています。(その間もニームスプレーは行っている)

これからもミックスしながら使っていきたいと思っています。

⇒ニームオイルの限界を悟り、2018年よりゼンターリ、エスマルクDF、ICボルドー66D、カリグリーンと併用しています。